支那思想史
先日、本屋をぶらぶら覗いていると、武内義雄の「支那思想史」(まぁ戦後の巻末に目録のついた「中国思想史」のほうですが)が講談社学術文庫の新刊として文庫化されていました。
岩波全書版に比べて文庫のフォーマットでは読み難い感じがしましたが、支那人の人名など読みがたい漢字にふりがなが一部付けてあってやや親切かと思います。そういえば角川の全集版にもふりがなが少し付いていました。
巻末の解説には、最近の盗掘竹簡などからの新情報にも少し触れてあったのですが、より詳しく知りたいときのための参考文献をニ三挙げてあればより親切かと思いました。