iphone 上の ish で gfortran
Sony の Experia が欲しかったが金無し芳一なので、安さに釣られて 24円 iphone 13 mini に手を出してしまった私。Android なら UserLand で gfortran が使えるのに iphone ではままならぬ・・・と、ヨヨと泣きぬれて蟹と戯れていた所、iphone 用の shell が apple store から消され無いように世の中変わったと聞いて、早速 fortran に挑戦することにしました。
iOS 用の shell は複数あるようで、どれにすれば良いかよくわからなかったのですが、gcc が動いているという iSH shell というものにしてみました。98時代のバイナリファイルのアスキー化ソフト ish と混同しそうで迷惑な命名です。
ストアからインストール、apk add gfortran で fortran が入りますが、これだけだと ld が cannot find -lspp_nonshared というリンクエラーを出すので、 apk add g++ してやるとなんとかなります。またシンタックス・カラリング vi にするため apk add vim もしておきます。
これでおkですが、I/O 周りが不安定で二重に出力されたりよく分かりません。また x86 のエミュレーションという話も聞くので、スピードは遅いのだと思います。ただ gfortran-10.3.1 が入っていたので、UserLand より進んでいます。
実行例
とりあえず、unicode graphics でモンテカルロして円周率を求めてみました。
iphone 13 mini は画面が小さいので、元のプログラムより Figure のドット数を小さくしました。