2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
Murnaghan の読み方が分からりませんが、たぶんゲール系の名前でマーナハンと読むのではないかと思われます。マーナハン・中山の式を用いると、対称群の指標が機械的に簡単に求められます。多分マーナハンは代数的な方法を、中山が図形的な方法を示したと思…
Kostka数計算プログラムを Schur関数と単項対称式間の変換行列を出力する様に改造しました。 出力結果 λ = 6 までは文献によってチェック済み。 |λ| = 1 1 [ 1 ] 1 |λ| = 2 1 [ 2 ] 2 [ 1 1 ] 1 1 0 1 |λ| = 3 1 [ 3 ] 2 [ 2 1 ] 3 [ 1 1 1 ] 1 1 1 0 1 2 0 …
NHK-FMの長寿番組「名曲の楽しみ」が五月の吉田秀和氏の死によってこの先どうなるかと興味津々であったわけですが、とりあえず録音のストックが8回分くらいあって、先週まではそれが流されていました。 今週の放送によりますと、書き溜めてある原稿があと2…
あるヤング図に対応する半標準ヤング盤から特定の項を抜き出して個数を数えると、シューア関数と単項対称式の変換行列の行列要素が得られます。この数をコストカ数と言います。特定の項の抜き出しは、単項対称式式に対応する半標準ヤング盤を指定することで…
半標準ヤング盤では、マスを埋める数字に重複が許されます。 半標準ヤング盤はシューア関数との関係を深く持っています。半標準ヤング盤が得られれば、シューア関数の単項式による展開が得られます。 http://www.mth.msu.edu/~sagan/Papers/Old/schur.pdf シ…
対称群(置換群)の規約表現はヤング図で表わされますが、各々の置換も、標準ヤング盤二個の組で表すことができます。その組は Robinson と Schensted による非常に単純なアルゴリズムに依って求められます。その求め方は bumping とも言われますが、次々と…
標準ヤング盤の生成を考えます。以前、整数の分割を行いましたが、それはヤング図に対応しています。その時と似たようなやり方を取ることにして、配列をスタックのように用います。 あまりよく考えていないので、まだ冗長かと思います。この先、半標準ヤング…
Computer History Museum http://www.computerhistory.org/ のサイトに、ILLIAC IV を紹介した当時(1974)のパンフレットがあります。 http://www.computerhistory.org/brochures/full_record.php?iid=doc-4372957044511 ILLIAC IV は、並列コンピュータの祖…
最近、幼女の間で Ruby が大人気と耳にしました。 そこで、Fortran でも幼女向けの入門書が必要なのではないかと思い構想を練り始めましたが、ネットを検索していたところすでに1972年にアメリカで同趣旨の本が出版されていることを知りました。 http://losp…
自分自身を出力するプログラム、通称 Quine を Fortran2008 で拡張された g フォーマット機能を用いて書いてみます。Quine は慣例でクワインとカナ書きしますが、以下のページには /kwi:n/ と発音が書いてあります。まぁ日本ではクワインと呼べばよかろうと…
保守的な構成
Arjen Markus の Modern Fortran in Practice が発売開始になったようです。 アマゾンでは内容の一部がプレビューできます。 目次とまえがきは以下に。 http://assets.cambridge.org/97811070/17900/frontmatter/9781107017900_frontmatter.pdf Table of Con…
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6C15B6S972901.html 「ギリシャやポルトガル、スペイン、イタリアは自国経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に集中する必要もなく、ただユーロの通貨同盟に参加するだけで金利が一瞬のうちにドイツと同じ水準ま…