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学士会報 第954号 2022-III
最近、全く面白くない学士会報ですが、最新号に多谷千香子「アフガン安定化への道筋」という記事があって、その中で中村哲医師がパキスタン側の水供給の減少を懸念したISI(Inter Service Intelligence) に雇われた殺し屋に殺害されたと書いてあったのが気になりました。この記事全体が、根拠を提示せずに色々断言していて、ポジショントークなのか周知の客観事実なのか判別がつかず当惑させられました。特にこのおばちゃんの経歴が元最高検察庁の検事ということで、こんなテキトーでいいのかと気になりましたw
他の記事では、おフランス文学の老害爺さんが「予算や任命権を盾にが医学や学術会議をコントロールしようとする改革は、学問の活力を殺ぐことにしかならないではないかと心が痛む。」とか書いていて、サヨクの阿呆ぶりに頭が痛みます。
これまでの学士会報で一番面白かったフランス文学話は、ランボーの研究者が反抗期の息子と衝突してイライラしながらランボーの詩集に向かうけれど、その詩集が青年ランボーが息子と同じ年頃の時に書いたものだと気づいてますますイライラする(笑)というようなことを書いていた巻です。
今号で他に面白かったのは、二股に分かれた大根で大黒様を祭る民俗祭祀の話です。二股大根はネットの面白写真で人気ですが、古い民俗信仰を呼び覚ましているのかもしれません(嘘)