支那問題
今週初めから話題になっていたマイク・ペンス米副大統領のハドソン研究所での演説を週末の戯れに見ましたが、噂通りはじめっから最後まで中国批判で、いままで何十年も親切にしてきたが、もう堪忍袋の緒が切れたと宣言するいい演説でした。
とくに、これまで礼を尽くして民主化するのを待ってやったのに、それに如何に非礼をもって返してきたかを、いちいち具体例を上げて列挙して諄々と説いたのち、お前たちは我慢に我慢を重ねた俺らの期待を裏切ったと宣告しているので、大映の大魔人の怒りのようです。
ネットでは、冷戦の端緒と言われ鉄のカーテンという言葉を産み出したチャーチルのフルトン演説に匹敵する、歴史の教科書に載る演説とまで言われています。あるいはハルノートととも。もっともハルノートは不公正で卑劣な言いがかりですが。お次は封じこめを唱えたジョージ・ケナンのX論文的なものも出てくるでしょう。
中間選挙の近いアメリカ本土で、反トランプ的宣伝戦を展開したことで、最後の一線を越えて逆鱗に触れたようです。
ハリウッド映画の内容に干渉した例（ゾンビ映画のワールド・ウォーZ）まで挙げているのが笑えます。
しかし、マルクス・レーニン主義の歴史観通りに、資本主義から独占資本主義、そして帝国主義へ向かっている中共に、いずれ民主化するとか寝言を騙っている欧米白人リベラルの愚劣さは滑稽千万で、ゾンビにも心があって共存できるとか言ってゾンビに食われるゾンビ映画の滑稽家を思い出させます。
唐突に、日本とも歴史的二国間双務自由貿易協定交渉をはじめると言っているのですが（35分30秒）、直前に「先週まとめた韓国との協定に引き続き」と言っているので、表面的には経済協定ですが、全体の文脈からすれば対中同盟の盟約固めになるので、きっぱりアメリカの側につくと言って、うまく軍事同盟としてまとめ上げて欲しいものです。
とはいえ、シベリア出兵の時は、アメリカが誘ったくせに、自分らはさっさと引き上げているのですがｗ 郵政改革の時も、簡保はけしからん最終的に国が救済することになるのはおかしいと言いながら、リーマンショックの時に米政府がＡＩＧとか救済していましたがｗ
- 作者: 石原莞爾
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それにつけても、賠償金は二億テール、２１ヵ条の要求を出すとして、中国占領分割後にどこを占領するのがいいでしょうか？
戦前我が家は揚子江上流の方にいたことがあるので、中支方面がいいかと思います。でも戦国時代の竹簡が欲しいので、中原の地も手に入れたい気もします。
満州は露西亜と接することになり剣呑なので、愛新覚羅氏を擁立して満州国を復活させ、全員辮髪で民主化すればよかろうかと思います。「頭を留めんとすれば髪を留めず，髪を留めんとすれば頭を留めず」の精神で！
Vice President Mike Pence's China Speech at Hudson Institute
Vice President Mike Pence's Remarks on the Administration's Policy Towards China
宣伝戦
巷の噂では、米政府が反中宣伝のために政治広告代理店を雇ったとのことなので、この先どんどん反中報道が増えてゆくと思いますが、どの位のタイムラグで、どの辺から反中宣伝が萌え出ずるか、そのあたりの観察も楽しみです。
若い女・子供・動物を利用した、みえみえのニュースが出てくるんじゃないと思います。白人中年男性の庇護的優越感を感じさせるような安っぽい正義が得意技です。（例：湾岸戦争の時の水鳥、トルコ海岸での子供の水死体、米不法移民収容所での母子引きはがし。）
湾岸戦争の時は、早々に逃げ出したクエート日本大使館員に非難が起きましたが、大使館員の子供の「お父さんは停電で冷蔵庫の食料も腐った暗闇の中で頑張ったんだ！」という三波伸介の減点パパみたいな作文が出てきた後、一挙に沈静化されてしまいました。プロの広告屋の作り話だと思います。
支那最近の対日融和
初夏の頃に、もう完全に終わったかと思われていた共産党青年団系の李克強が、習近平が弱っているところを見透かして、ヘラヘラと飛び出してきたことがありました。北戴河の会議以降、また見なくなりましたがｗ
ただ浮かれて調子に乗っていた時に引っ張り出した日本人が、鳩山ポッポ元首相と、福田赳夫の豚児・康夫元首相で、まぁ胡錦濤時代のゴミクズを引っ張り出して、南京大虐殺（笑）コントをやって失笑を買っていました。
また、犬が怖いオバＱ的ボケ老人江沢民派の二階には、中国に行っても最近冷たい対応で、下っ端の役人しか出てこないし、直近でも役人の宋濤の相手をさせられて、報道を朝日新聞的に言論統制しろという馬鹿発言を聞かされていましたｗ
www.sankei.com
自民・二階幹事長「報道の自由、当然」 中国の規制発言に否定的
自民党の二階俊博幹事長は１２日、中国共産党の宋濤（そうとう）中央対外連絡部長が両国の与党の役割の一つとしてメディア規制を呼びかけたことに否定的な見解を示した。「（メディアと）お互いに自由奔放に考えを述べ合い、制約を加えることなく自由にやっていくことがよい」と表明した。自民、公明両党と中国共産党の定期対話「日中与党交流協議会」の閉幕後に東京都内で開いた記者会見で述べた。
二階氏は「報道の自由は『いろは』の『い』で、当然のこと」とも強調した。同席した公明党の斉藤鉄夫幹事長も「報道の自由は民主主義社会の基本だ」と語った。
宋氏は協議会が開幕した１０日、北海道洞爺湖町での講演で「メディアに真実を報道するよう働きかけ、正しくない情報は訂正してもらう」と述べ、日本メディアに対する一定の規制の必要性を訴えていた。
協議会は１２日、北朝鮮による日本人拉致問題を念頭に「対話や協議を通じて関係各位が歩み寄り、それぞれの合理的懸念が全面的に解消するよう努力する」などと記した共同提言をまとめ、閉幕した。
手土産にパンダ百匹もってこい！とでも言って欲しいものですｗ
