【メモ帳】IEEE 関連関数まとめ　その他

intel fortran ieee intrinsic modules

Fortran90 で浮動小数点数がらみのサブルーチン・関数が多数導入されましたが、当時は浮動小数点数の数値フォーマット自体が乱立しており、Cray や IBM などの数値フォーマットが幅広く使われていました。ところが Fortran90 の処理系が出回るようになった頃には、浮動小数点数のフォーマットは ieee754 に統一されるようになり、むしろ必要とされるのは ieee754 の機能に関する情報や細かな制御などをするものとなりました。また ieee754 規格の全機能は実装されていない状況も長く続きました。

そこで Fortran95 では、ieee754 関係のルーチンが intrinsic module として提供されるようになりました。その後 ieee754 自体も ieee754-2008 として規格が改定され、それを受けて Fortran 規格でも ieee754 がらみの intrinsic module がよりきめ細かに拡充されました。それを intel がまとめてくれたようです。

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