fortran66のブログ

fortran について書きます。

米エネルギー省スーパーコンピュータ施設における利用コンピュータ言語の割合比較

Intel社 の Steve Lionel氏が米エネルギー省スーパーコンピュータ施設(NERSC) で利用されているプログラミング言語のシェア比較のグラフを紹介しておりました。反語で「Fortran ヲワタ」と軽口をたたいています。

Fortran がかつての圧倒的な地位を失ったもののまだ一位の座を占めており、C++とCが続いています。ジョブの実行時間では Fortran の割合が増すようです。


Using OpenMP at NERSC: Yun (Helen) He, Alice Koniges, Richard Gerber, and Katie Antypas
http://openmpcon.org/wp-content/uploads/openmpcon2015-helen-he-nersc.pdf

・ Here data are collected from all NERSC projects
・ If by machine hours used, Fortran is even more popular: 23 out of 36 top codes primarily use Fortran

Python の割合が高いのが、最近の風潮を反映していると思います。UPC、CAF をはじめとする PGAS 言語が全く冴えません。