Prof. Jack Dongarra 講演ビデオ
Dongarra がスパコンのアーキテクチャの変遷とそれに追随する線形代数ソフトウェア開発について過去から最近の事情までを解説してくれています。話も上手で、面白く聞けました。
"A Not So Simple Matter of Software": 27 May 2022 talk by Turing Award winner Prof. Jack Dongarra at TU Darmstadt
— HPC Guru (@HPC_Guru) 2022年5月28日
o Changes in #HPC over time
o HW & SW Evolution wrt Linear Algebra
o Today & Thoughts on the Futurehttps://t.co/Z82LFZTEPE
via @rslingner pic.twitter.com/xzVu255xul
十年ごとに替わるハードウェア構成に追随する形でソフトウェアも何度も改訂。
混合精度などで取りあえず計算して、結果がおかしかったら普通の精度でやり直せばいいという向こう見ず計算法で草。
アメリカは民生品の利用の COTS でここしばらくブイブイ言わせてきましたが、ここに来て逆に足かせになってきたのではないかという気もします。GPU メーカーや巨額の開発費を持つ IT 産業が、あまり精度の要らない AI の方に頭を向けているので、COTS が成立しなくなるかもしれません。
ソフトとハードをすり合わせにた専用品に帰るのかもしれません。