Fortran Modernisation Workshop
二年くらい前の資料ですが公開されております。
ざっと見たところ、不特定多数が利用する大規模並列ソフトウェアをターゲットとしているようです。
科学における特殊事情も含めたうえで、ソフトウェア工学の必要性にはじまり、新文法の解説も多少ありつつ、コーディング・ルールの提案、pFUnit によるユニット・テスト、Doxgen による文書化、git によるバージョン管理にいたるまで、様々なソフトウェア工学の手法を説明してくれています。
ソフトウェア工学の手法を厳格に適用するのは現実的でないとも言っていて、原理主義の否定は、はなはだもっともです。
スライドは全 274 頁で、乞食がただで読ませてもらって申し訳なく感じるほどの盛りだくさんの内容です。ところどころマンガが入っています。
似たような会。最近のワークショップの目次を見ても、本質的にこのスライドの内容と変わらないようです。
https://www.hlrs.de/events/training/detail-view/2018-06-12-NAG/
パワポ紙芝居を超えて、マンガかバーチャル・ユーチューバーで学びたいです。
scivision の Fortran2008 資料
NETCDF の利用や Cmake の書き方など、単なる新文法紹介にとどまらずこちらもやや広い視点で例を挙げてくれています。
- 作者: Arjen Markus
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2012/08/30
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- 作者: Michael Metcalf,John Reid,Malcolm Cohen
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2018/11/06
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FORTRAN FOR SCIENTISTS & ENGINEERS
- 作者: Stephen J. Chapman
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Education
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: ペーパーバック
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