Fortran90 では、多種多様な浮動小数点数フォーマットの乱立に対して、浮動小数点数フォーマットに関する情報を得る様々な関数を導入したのですが、ちょうどその頃 IEEE754 フォーマットにほぼ天下が一統されて、やや役立たずに終わりました。
Linpack/Eispack で FORTRAN 1行当たり 100 ドルと書いてありますが、多分 70年代時点での話だと思います。物価上昇とその後の LAPACK への発展を思うと今ではいくらくらいでしょうか?

- 作者: David A. Patterson/John L. Hennessy,成田光彰
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 単行本
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パタヘネの付録の日本語訳は第3版あたりで止まっているようです。(上記引用は 3.11-3)
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原書第5版付録もネットで見れますが、当該記述が見当たりません。代わりに、"What every Computer Scientist needs to know about Floating Point" で有名な David Goldberg (同名の別人でなければw)が、ちょー長い付録 "Appendix J: Computer Arithmetic by David Goldberg" を書いています。(読んでないw)
Elsevier: Hennessy, Patterson: Computer Architecture: A Quantitative Approach, 5th Edition Welcome