gfortran 7 + gcc 7 の組み合わせでは block に問題あり
WSL Ububtu 18.04 で我が xplot をコンパイルしようとしたところ、 block..end block 構文が複数回出てくると、c コンパイラが文句を垂れてコンパイルできないことがわかりました。
新版のコンパイラを別名などで置き換えてもいいのですが、面倒なので Ububtu 20.04 でやることにしました。こちらはうまくいきます。
block ... end block は fortran 2008 の構文なので、gnu compiler 7 の時点では問題が残っていたのでしょう。
[追記] R3.6.4
gfortran 8 もダメなようです。gfortran-9 以降なら大丈夫なようです。
fpm run --compiler gfortran-9
コンパイラを指定すればWSL Ububtu 18.04 でも行けます。
WSLg で X-window
WIndows10 insider preview と WSL2 の組み合わせで、WSL 側の GUI プログラムが windows 側で表示されるというのを試してみました。
これによれば、Windows 側で Xming とかの X 用ソフトを用意する必要がなくなり、WSL 側では DISPLAY の指定をしなくてすみ、何も準備しなくても絵が出るようになります。
噂では GPU として内蔵型で言えば Haswell 以降が必要なようです。
下準備
wsl --set-version Ubuntu 2
WSL2 への変換にはすごく時間がかかります。
WSLg 準備
xplot コンパイルには、このほかに X11 開発用具が必要になります。
sudo apt install libx11-dev
Xming などを利用するために .bashrc などに export DISPLAY=:0.0 とかの設定をしていた場合、消しておく必要がるようです。