Codeanywhere で gfortran7.2.0
codeanywhere というオンライン・エディター&コンパイラ環境があって、無料でも使うことが出来ます。スマホやタブレット用の専用アプリもあって、git や Dropbox, Onedrive, Google Drive 等との連携も手軽にできるようです。
codeanywhere.com
C++ や Python などのお仕着せの環境が用意されているようなのですが、Fortran も出来ないかどうか試してみたところ、出来るということが分かりました。エディターも Fortran の syntax coloring に対応しています。
スマホアプリからの実行例
◇エディター
◇コンソール
インストール手順メモ
- 取りあえず登録する
- Connections を右クリック New Connection を選択
仮想環境作成画面が出るので、Container を選択、Name に適当な名前をつけて Stack から Blank - Ubuntu 14.04 を選択し、CREATE ボタンを押す。しばしののち、コンソールが立ち上がる。
- gfortran 7.2.0 のインストール
- sudo apt update
- sudo apt install software-properties-common
- sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-toolchain-r/test
- sudo apt install gfortran-7
- sudo update-alternatives --install /usr/bin/gfortran gfortran /usr/bin/gfortran-7 10
- editor の run ボタン設定
- connectioin? 名を右クリック config を選択
- config ファイルの中の "commands" の項目に、ボタンを押した時に実行するコマンドをベタ打ちで書き連ねる。
ここでは、ファイル名を parition.f90 とし、実行オブジェクトを partition.x として設定し、コンパイル後、実行するようにした。
"commands": [ "gfortran partition.f90 -o partition.x", "./partition.x" ],
PC のブラウザ上での実行例
以前やった分割数の計算を行います。
fortran66.hatenablog.com
p(200) ~ 3972999029387.976 と求まり、MacMahon 少佐の手計算した値と(四捨五入して)一致します。
ファイル名の表示されているバーのところで右クリック split horizontal / split vertical を適宜選択することでVisual Studio 風の3ペイン型の表示に出来ます。
補足 ip 0.0.0.0
$netstat -an
コマンドをうって
cabox@box-codeanywhere:~/workspace$ netstat -an Active Internet connections (servers and established) Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State tcp 0 0 0.0.0.0:22 0.0.0.0:* LISTEN 云々
となっている必要があるようです。