MPI C++ bindings を止めた訳
MPI は元々は C/C++ と FORTRAN77/Fortran90 の4者の API/binding がありましたが、C++ と FORTRAN77 は脱落し、Fortran2008 が入ってきています。
MPI で C++ の API を止めて C に統一した理由を、昔 W. Gropp の書いた MPI の20年だか25年だかの懐古記事で見た気がするので AI 先生に聞いたのですが、別の Gropp の記事などから理由を列挙してきて、そんなの知らんと言うので、私の記憶の方が Hallucination なのか不安になってきました。
Gropp の去年の記事によると、OpenAI も MPI によって並列コンピューティングをしているようです。
記憶の Hallucination というと、英人作家 E. ウォー の「ギルバート・ピンフォールドの試練」の冒頭部分で、ウォー本人の実経験に基づくらしい酒の飲み過ぎで記憶が混濁して滔々と述べたことが事実と全然違っていて当惑する場面を思い出します。身につまされてゾッとして怖くなりますw
夜中に「漕げよマイケル」の幻聴が聞こえてくる場面も、もう笑えない感じです。
また V. ナボコフの「青白い炎」で、口臭(halitosis)を注意してくれようとしれたメモを hallucination と間違える場面も思い浮かびます。「青白い炎」は日榮社の注釈付きテキスト本のような体裁の小説ですが、内容的にはネット時代の妄想押しかけ異常者を予見したようなところがあって、今にして思い出すとゾッとして怖くなりますw