【メモ帳／寝言】パイプライン

SIMD Instructions Considered Harmful

二年くらい前の記事ですが、パタヘネのパターソンによる「considered harmful」系記事です。

SIMD 長が伸びるにつれて命令数が激増している現状から昔風のベクトル命令とそれを採用した RISC-V の優位を説いているようです。

ベクトル計算機の説明で、昔パイプライン方式という言葉がしっくりこなかったのですが（テケテケテケ・ジャーン）、そのうち日本語ではベルトコンベヤー式流れ作業と言ってる方式のことであろうと思いいたりました。ザミャーチンのディストピア小説「われら」によれば、ソ連のネップ時代にはフォード・システムと呼ばれていたようですが。

田植え/マスゲーム式の横並び一斉行動並列化と、ベルトコンベヤー式の流れ作業並列化が時代ごとに競い合っているようです。

ベンチャーズ - パイプライン　The Ventures - Pipeline

われら (岩波文庫)

今季NHK漢詩の時間が面白い

まだ二回目ですが、面白いです。

NHK-FM　合唱の時間

土曜の朝にやっている合唱の時間ですが、結構面白い巻が多いです。以前は、夜に再放送があったのですが、不遇のためどんどん追いやられていますｗ

合唱と言うと、日教組のキチガイ教師が、自分の欲望を実現する道具として、子供を帝国陸軍式に教練して共産党員の書いたヘンテコでつまらん歌を歌わせる奇習のイメージが強く、敬遠したくなります。実際以前の NHK-FM の合唱の時間はそういう合唱曲ばかり流していたのですが、今の合唱の時間は違います。

もっと幅広く、クラシックの宗教曲からジャズコーラス、アカペラ、民族音楽の類まで区別せずに興に合わせて放送していて、なんとなく心がさわやかなになることが多い好番組だと思います。